Powered by NINJA TOOLS

DIARY P.011

過去の日記。学生生活終了。

'05 02.26 

 かなり大変更新が滞りましたね。と言う事で長文です。

 ここ2ヶ月ほどはかなり色々有りました。
先月は勿論研究と卒論でびっちり学校に缶詰だったのですが、登校初日に新たな実験装置を作らねばならないという、ピンチを迎えてから、実験室で音楽を聞いてたのがバレ技官に大目玉。20時くらいに「なぜ、学校にいないんだ!日が変わる前に帰るとは何事だ!」と技官から電話がかかってきたり、1月中ごろに自前のノートPCが完全に逝っちゃって書きかけの論文があわや全滅しそうになったり、1月末になって先生に「これは本当か?絶対に降伏応力を持たないんじゃないのか?」と今まで前提にしてきた事を否定されたり(先生はそれまで降伏応力を持つと、教えてたくせに...)、実験方法に問題があったことでデータの信用性を問われたり、論文を書き上げた後前刷り製作に追われ、発表練習に追われ、16分もかかってた発表の内容をなんとか11分に抑え、試験をこなして、いくつものピンチを乗り越え、ようやく全てが終わりました。
 それでもこの時くらいは頑張りどころと思い、必死にやってきました。連休が終わるとか終わらないとか言う人を尻目に見ながら。連休?何それ...むしろ土日の方が研究がはかどるっつーの。

 とにかくこれでやっと自由の身です。発表が終わってからは遊びまくり。毎日が連休なのです。むはー。素敵。
 ところがふと不安になって成績表の単位を数えたのが、今月22日。んーあと14単位(7教科)か...結構きついな。と思っていたところ、講座の人に「これって後10単位じゃないの?」と言われた。なーんだ。俺の見方が間違ってただけか。14単位はかなりきついけど、10単位なら結構余裕あるな...

と、思っていました。

 しかし、改めて数えてみたところやはり14単位足りなかったのです。後期の授業取るときに何度も単位計算して、14単位足りなかったんだから、数え間違ってたなんてことあるわけ無いよな。そりゃ。そしてその事実に気付いたのは24日。成績の締め切りは明日までと言う切羽詰った状況でそれに気付いてしまったのでした。
 とりあえず今回受けた試験の担当教官のところをあちこちまわり、テストの結果を聞きまくる。
 「60点」「32点」「28点」
 聞くに堪えない点数を言われながらも、必死に聞いて回ると、今回受けた授業8教科のうち6教科はなんとか単位が降りそうです。でもあと2単位どうしても足りないんです。まずい...
 駄目だった教科の先生のとこに再び行って、何とかできないか交渉...しかし、28点じゃどうにもならないとの事。そして君だけを特別扱いするわけには行かないし、再試するにしても時間が無い。
 こりゃまずいですぜ。
 一応学校推薦で就職決まってるとはいえ、留年すれば当然内定取り消し...これ以上大学生やってると社会復帰できない気がします。やばいよ...
 さらに再び先ほどの先生のところに行って、相談。
 「君だけを特別扱いする事は出来ないが、今回の試験を受けた4年生9人から合格した人2人を除いた、7人全員で来たら、なんとか出来るかもしれないな」
 冗談っぽくいった先生。いくらなんでも明日までに7人全員集まるのは不可能ではないだろうか。もうすでに実家に帰ってしまった人もいるだろうし。しかし今出来る事は先生の言ったその言葉だけである。履修登録した4年目以上は25人程、試験を受けたのは9人、知り合いがいないか4年生の知り合いに電話をかけるもあまり効率的では無い事に気付き、結局先生にその7人の学籍番号を聞きに行った。
 先生は、そんな事聞いてどうするのよ?と言いながらも3人ほどの学籍番号を教えてくれた時点で、これは個人情報だから、やっぱり教えられない。今言った事は忘れてくれ。と。
 ですよねー。最近うちの学校で成績関係の不祥事(CHACKのとこに書いてある奴)があったばっかりだし、結構先生たちも慎重になってるのね。
 という事で教えてもらった人だけでも調べてみると、その中に履修登録してない番号が。
 え、これって、再試扱いで試験を受けた人がいるってこと?それじゃあ、範囲が広がりすぎて、探し当てるのは不可能に近いですヨ。

 絶望に打ちひしがれているところ、その先生が、もし(教務課の)締め切り時間が許すならば、(再試の)掲示するから、もし掲示が無かった時はあきらめなさい。と言った。いくらなんでもその可能性にかけるのは、リスキーであるので、学科主任に会いに行く事にした。

 今までその先生はあまり良い印象は無かったのだが、「何の単位が足りないんだ?」といきなり話のわかる感じです。「いや、全体的に足りないんですけど...あと2単位なんですが...」「とりあえず、明日来なさい」とのこと。
 か、神だ...これで何とかなるかもしれない...
 しかし、その先生の授業は4年前に取った奴しかない。しかも厳密に言えば、その単位はその先生の担当ではないのです。それがうまく出れば卒業できるのですが。
 一体どうなってしまうのでしょうか。さてつは無事卒業し、就職できるのか?それとも半年後に卒業し、社会復帰できないまま一生を過ごす羽目になってしまうのか?!次回を待て!

 後輩たちにアドバイス。
 4年になったら、とりあえずうちの学科主任の授業は駄目元で受けておけ!あと成績評価は"欠"にはするな!

 トホホ

'05 02.28 

 今日早速残された2チャンスのうち、1チャンスである学科主任のところ行って来ました。
 先日伺った際にレポートを渡され今日までやって来いと言われ、それを提出してきたのです。ただ、卒業論文も一緒に預け、それについての口頭試問があるような事を言っていた(学科主任の担当教科が俺の卒論と同じ流体系)ので、答えられるかかなり不安だったのです。なにしろ、おれはこの一年間ゲームと漫画しか研究してませんのでね。
 ぱらぱらとレポートを眺める先生。やばい、レポートから口頭試問を出すのか?
「じゃ、確かに受け取りました。成績は金曜日出しておいたから、多分大丈夫だと思うよ」
 なにーー!やはり神はいたのだ...
 あまりにあっさりとしている、先生の話。拍子抜けしたけど、これで最大の難関突破です。しかしまだ出していないレポートがひとつ。例のK浪教授のレポートなんですが、Abexが言ってるようにもう成績確定しているのなら、もう間に合わないって事なんじゃないのか?
 とりあえず、明日のラストチャンスもおまけで物にしてきます...

'05 03.01 

 ABEX情報でもう成績出てると聞いて、発行してきました。わーい、昨日お願いしていた通りの単位が出てました。
 あれ?
 まだ2単位足りて無いっす...
 おわー、当然出てるだろうと思ってたK浪教授の単位が出て無いっすー!
 いや、まだレポート出してないから、当然っちゃぁ、当然ですが...なめてました。
 早速レポートに取り掛かります。一応最後の授業で、課顧問の回答を聞いてはいたのですが、なにしろK波教授の言ってる事良くわからないので、四苦八苦しながら、なんとか完成し、提出しました。K浪教授曰く、
 「じぇんじぇん駄目だな。60点。この後すぐ手続きするから、それでいいな?」
 じゃんじぇんOKです。単位さえくれれば。

 あ、今日の呼び出しは、明日再試してくれると言う話でした。K浪教授の単位が出れば、その単位要らないんですけど。なんて言う事が出来るわけも無く、勉強する羽目に。だって、俺のためにやってくれる再試を30点とか取るわけにはいけないでしょ。結局今日集まったのはRYOと俺の2人だけでしたし。

学生生活終了。。。